4月は特別防疫月間です

内  容
 今月20日で、2010年(平成22年)の口蹄疫の発生から、12年になります。

 宮崎県では、口蹄疫が発生した4月を「特別防疫月間」と位置づけ、防疫体制の再確認を図る機会としています。

 家畜伝染病の発生状況をみると、国内では、豚熱が本州の各県と沖縄県で77事例(147農場5と畜場)確認されたほか、死亡又は捕獲された野生イノシシでも陽性事例が継続して報告されています。
 海外では東アジアにおいて、口蹄疫やアフリカ豚熱が発生しており、これらの家畜伝染病を県内で発生させないために、最大限の警戒が必要です。
 また、令和2年度に県内で12事例発生した高病原性鳥インフルエンザは、今年も国内で11県17事例発生しています。これまで県内養鶏農場での発生はありませんが、5月の連休頃までは、ウイルスの県内への侵入に最大限の警戒が必要です。

 農家の皆様方には、この特別防疫月間をきっかけに、日頃の農場防疫体制を再確認していただき、
①畜舎周囲の整理整頓や畜舎の破損箇所の修繕等の野生動物侵入防止対策
②衛生管理区域に立ち入る人や車両の消毒の徹底
③衛生管理区域専用の衣服や靴の使用
④立入記録の管理
など、飼養衛生管理基準の遵守の徹底を含めた農場防疫の強化及び継続的な取組みをお願いいたします。
 
 家畜伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。

【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。   
 登録手順 www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/kurashi/bosai/manual.html