なお、林野火災注意報は継続していますので、森林及びその周辺での火の取扱いには十分注意してください。
風が強い場合は延期や中止を検討するなど、火災予防にご協力をお願いいたします。
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
3月6日から13日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石などに警戒してください。
【火山活動の状況】
新燃岳火口では、2025年9月8日以降噴火は観測されていません。
監視カメラによる観測では、新燃岳火口の噴煙は最高で火口縁上700mまで上がりました。新燃岳西側斜面の割れ目の噴気は最高で50mまで上がりました。
新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は増減を繰り返しており、今期間はやや多い状態で経過しています。火山性微動は3月6日以降観測されていません。
GNSS連続観測では、霧島山を挟む一部の基線で、霧島山深部の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが認められていましたが、2025年12月中旬頃からは停滞しています。新燃岳付近の地下における膨張を示すと考えられる基線の伸びは、2025年7月以降は認められません。
新燃岳では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が数百トン程度の状況が続いており、火山活動が高まった状態であることから、引き続き噴火が発生する可能性があります。
【防災上の警戒事項等】
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、20日(金)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
詳細な情報は次をご覧下さい。
miyazaki-pref.site.ktaiwork.jp/
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
3月9日から13日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。
【火山活動の状況】
桜島では、噴火活動が続いています。
南岳山頂火口では、ごく小規模な噴火が時々発生しました。また同火口では、期間を通して夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
昭和火口では、噴火及び火映は観測されていません。
火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は時々発生し、11日と12日は継続時間の長い微動が発生しました。
GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)を挟む基線で長期にわたり姶良カルデラの地下深部の膨張を示す緩やかな伸びがみられています。
桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。
火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、火山性地震の回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 爆発
3月 9日 43回 0回
10日 34回 0回
11日 40回 0回
12日 18回 0回
13日15時まで 3回 0回
【防災上の警戒事項等】
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、16日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
詳細な情報は次をご覧下さい。
miyazaki-pref.site.ktaiwork.jp/