北海道旭川市の死亡野鳥におけるA型鳥インフルエンザ簡易検査陽性について(病原性未確定)

内  容
 本年10月26日、環境省より、北海道旭川市でマガモ死亡個体から簡易検査によりA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認された旨プレスリリースされました。
 【経緯】
  10月26日(火)
・北海道旭川市でマガモ3羽の死亡個体を回収。
・2羽は損傷が激しく簡易検査が困難であったため、損傷の少ない1羽の簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルウスの陽性反応を確認。
・回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
   
※現時点では、簡易検査により陽性が確認された段階であるため、病性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたわけではありません。
※今後、北海道大学において高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子検査を実施予定ですが、検査結果の判明まで1週間程度かかる見込みです。

 本年4月以降、アジア、欧州等において継続的に飼養家きんで本病が発生しており、野鳥についても国内へ飛来する渡り鳥が本病のウイルスを保有する可能性も高いことから、今シーズンにおいても本病の発生に対して、厳重な警戒が必要と考えられます。
 生産者の皆様方におかれましては、飼養衛生管理基準を遵守し、不用意に人を管理区域へ立ち入らせず、防鳥ネット等の今一度の点検等の環境整備や消毒の徹底等、防疫対策の一層の強化・継続をお願いします。
 また、死亡羽数が増加した場合は、直ちに管轄の家畜保健衛生所へ通報してください。

 伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。
 【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
  ※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
   登録手順 www.fastalarm.jp/miyazaki/