2020年08月09日07時15分 発表
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
南岳山頂火口では、本日(9日)05時38分に爆発が発生し、噴煙が火口縁上5000mまで上がりました。
【火山活動の状況】
南岳山頂火口では、本日(9日)05時38分に爆発が発生し、噴煙が火口縁上5000mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は、雲のため不明でした。
桜島で5000m以上の噴煙を観測したのは、2019年11月8日17時24分に南岳山頂火口で発生した爆発による5500m以来です。
今後も、南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを越えて影響を及ぼす噴火が発生する恐れがあります。
【防災上の警戒事項等】
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、10日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
詳細な情報は次をご覧下さい。
miyazaki-pref.site.ktaiwork.jp/
【宮崎県危機管理課】