口蹄疫終息から11年を迎えて〜忘れない そして前へ〜

内  容
 本日8月27日、口蹄疫終息から11年を迎えます。

 4月20日の発生から終息まで、130日間に及んだ口蹄疫ウイルスとの闘いでは、29万7,808頭もの尊い家畜の命が犠牲となり、畜産業のみならず地域経済や県民生活が大きな影響を受けました。
 終息後は、「口蹄疫からの再生・復興」を掲げ、二度と発生させない強い決意のもと、徹底的な防疫強化を図ってまいりました。このような中、本県では、「宮崎県畜産新生推進プラン」に基づき、「防疫体制の強化」をベースとした「生産力の向上」、「人財力の強化」、「販売力の強化」を3本柱として、全国のモデルとなる安全・安心で付加価値や収益性の高い畜産の構築を目指しています。

 現在でも、中国やモンゴル、ロシア等の近隣諸国では、口蹄疫の発生が継続的に確認されており、さらに、国内では豚熱の流行が見られ、アフリカ豚熱は、中国や韓国をはじめ東アジア全域で発生が継続しています。これまで以上に「防疫体制の強化」が求められています。

 今後とも、「常在危機」の意識のもと、「忘れない、そして前へ」を合い言葉に、「畜産王国みやざき」の更なる発展を目指しましょう。

【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。