(国内27例目)鹿児島県の採卵鶏農場における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について

内  容
 鹿児島県内の採卵鶏農場において、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました(12月7日農水省情報)。

【発生農場の概要】
27例目
所在地:鹿児島県出水市
飼養状況:約6万羽(採卵鶏)

 今シーズンは本県での発生に加えて、隣県でも多くの発生がみられているため、県内での新たな発生リスクも非常に高い状況です。さらなる発生を防ぐため、引き続き高いレベルでの警戒が求められています。
 農家の皆様方におかれましては、改めて、出入りする人や車両の消毒、家きん舎の点検補修、農場内(家きん舎周囲及び衛生管理区域外縁部)への消石灰等の散布及び草刈りなどの環境整備、殺そ剤及び殺虫剤の散布等によるねずみ及び昆虫等の駆除をお願いします。
 加えて、飼養衛生管理基準を遵守するとともに、鶏舎毎の長靴の履き替え等により家きん舎内へウイルスを持ち込ませないよう、防疫対策の一層の強化・継続をお願いします。
 また、死亡羽数が増加する等特定症状を発見した場合は、直ちに管轄の家畜保健衛生所へ通報してください。

 12月に入り急に寒くなりました。ネズミ等野生動物の鶏舎内への侵入防止対策や飼養する家きんの健康管理の徹底をお願いします。

 伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。

 【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
  ※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
   登録手順
www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/bosai/chishiki/manual.html


火山情報

2022年12月06日18時00分 発表

本日、第151回火山噴火予知連絡会において、前回(第150回、令和4年7月5日)以降の全国の火山活動について以下のとおり評価を行いました。
また、参考として気象庁が発表している噴火警報・予報(噴火警戒レベル)についても併せてお知らせします。

【火山活動の状況】
桜島
南岳山頂火口では、7月中旬から噴火活動が活発となっています。
火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、7月以降増加し、概ね多い状態で推移しています。
姶良カルデラ及び島内の地盤変動には、大きな変動は認められません。
姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部では長期にわたり供給されたマグマが蓄積した状態と考えられ、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、現在噴火活動がみられる南岳山頂火口を中心に、引き続き活発な噴火活動が継続すると考えられます。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中

諏訪之瀬島
御岳(おたけ)火口の噴火活動は、9月下旬から10月中旬にかけて一時的に活発化したものの、2022年4月中旬以降、低下しています。
地殻変動観測では、6月頃から諏訪之瀬島西側のやや深部におけるマグマの蓄積量の増加を示すと考えられる変動が観測されています。また、島の西側を震源とするA型地震が5月頃から増加しています。2019年から2020年にかけても同様の活動がみられ、その後噴火活動がさらに活発化しました。
諏訪之瀬島では、今後も噴火が発生し、火口から概ね2kmの範囲に大きな噴石が達する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中

西之島
10月1日から12日にかけて噴火が確認されましたが、溶岩の流出は認められていません。西之島の地表面温度は、3月中旬頃から島の周囲と比較してわずかに高い傾向となっており、火山活動は継続しています。これまでの活動経緯を考慮すると、今後、火山活動がより活発化する可能性もあります。
【参考】火口周辺警報(入山危険)発表中

海徳海山
8月から、変色水等が確認されています。今期間、認められた変色水は、火山活動の活発化を示していると考えられます。今後、噴火が発生する可能性がありますので、火山活動の推移に注意が必要です。
【参考】噴火警報(周辺海域)(周辺海域警戒)発表中

硫黄島
7月上旬から8月上旬にかけてと10月前半に翁浜沖で小規模な噴火が発生し、新鮮なマグマが噴出したと推定されます。GNSS連続観測では、島全体の隆起を示す地殻変動が長期的に継続しており、地震活動、噴気の状態もやや活発な状態が続いています。このような中でマグマの噴出が初めて観測されたことから火山活動が高まる可能性もありますので、今後の火山活動の推移に注意が必要です。
【参考】火口周辺警報(火口周辺危険)発表中

薩摩硫黄島
火山性地震や火山性微動の発生状況に特段の変化はありません。火山ガス(二酸化硫黄)放出量は1日あたり1,000トン前後の状態が継続しており、時折噴煙が高くなるほか、夜間に火映を観測しています。長期的には熱活動が高まった状態が続いていることから、硫黄岳火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中

焼岳
山頂付近の微小な地震活動や、山頂付近での緩やかな膨張の可能性のある変化は継続しています。また、焼岳周辺では数年おきに震度1以上を観測する地震を含む活発な地震活動がみられます。中長期的に焼岳の火山活動は高まってきている可能性がありますので、今後の火山活動の推移に注意が必要です。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中

鶴見岳・伽藍岳
伽藍岳付近では、7月8日に浅い所を震源とするA型地震が一時的に増加しました。翌9日以降は少ない状態となっています。
鶴見岳では火山性地震は少ない状態で経過しましたが、鶴見岳付近が震源と推定されるB型地震が時々発生しています。
地殻変動観測では、特段の変化は認められません。
現時点では噴火の兆候は認められませんが、火山活動の推移に留意が必要です。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中

霧島山(新燃岳)
新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が2022年3月27日に多い状態となりましたが、その後は増減を繰り返しながら次第に減少し、7月下旬以降は少ない状態で経過しています。
新燃岳火口内及び新燃岳西側斜面の割れ目では、噴気活動や地熱域の状況に特段の変化は認められません。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は検出限界未満で経過しています。
GNSS連続観測では、2021年12月以降、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びがみられていましたが、7月頃から停滞しています。また、新燃岳付近の膨張を示すと考えられる基線のわずかな伸びは、6月以降停滞しています。
現時点では噴火の兆候は認められませんが、今後の活動の推移に留意が必要です。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中

口永良部島
新岳火口では、2020年8月30日以降、噴火は観測されていません。
火山性地震は4月以降概ね少ない状態で経過していましたが、7月30日から31日にかけて古岳付近の浅い所が震源と推定される地震が一時的に増加しました。8月1日以降は概ね少ない状態となっています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は概ね50トン以下と少ない状態で、検出限界を下回ることもあります。GNSS連続観測では、2021年5月以降、特段の変化は認められません。
口永良部島では、火山活動は低下しており、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低いと考えられます。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中

【防災上の警戒事項等】

詳細な情報は次をご覧下さい。
miyazaki-pref.site.ktaiwork.jp/


【宮崎県危機管理課】

◆不審者に注意!(声かけ)

◆12月6日(火)午前9時ころ、宮崎市清水3丁目付近の路上において、徒歩で登校中の女子高校生が、見知らぬ男から「10分でいいから時間ある。」「1万円あげるから、ちょっとついてきて。」と声をかけられる事案が発生しました。

【男の特徴】
 ・年齢 30歳代くらい
 ・身長 170センチメートルくらい
 ・体格 小太り
 ・髪型 黒色短髪
 ・服装 上衣 灰色スウエット
     下衣 黒色長ズボン
     白色マスク着用、色不明の運動靴
 ・移動手段 徒歩

★不審者にあった時の心構え
「いか・の・お・す・し」
「いか」〜知らない人について「いか」ない
「の」〜車に「の」らない
「お」〜「お」おごえで助けを呼ぶ
「す」〜「す」ぐ逃げる
「し」〜「し」らせる

★被害にあいそうになった時
 防犯ブザーを活用して、近くの人に助けを求めたり、コンビニ等の安全な場所に避難して、すぐに110番してください。

【宮崎北警察署生活安全課】
 0985−27−0110


気象警報・注意報

2022年12月06日09時28分 発表
【都城市】
 濃霧注意報が解除されました。
【小林市】
 濃霧注意報が解除されました。
【えびの市】
 濃霧注意報が解除されました。
【三股町】
 濃霧注意報が解除されました。
【高原町】
 濃霧注意報が解除されました。
【西米良村】
 濃霧注意報が解除されました。
【諸塚村】
 濃霧注意報が解除されました。
【椎葉村】
 濃霧注意報が解除されました。
【美郷町】
 濃霧注意報が解除されました。
【高千穂町】
 濃霧注意報が解除されました。
【日之影町】
 濃霧注意報が解除されました。
【五ヶ瀬町】
 濃霧注意報が解除されました。

詳細な情報は次をご覧下さい。
miyazaki-pref.site.ktaiwork.jp/


【宮崎県危機管理課】

(国内26例目)佐賀県の採卵鶏農場における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について

内  容
 佐賀県内の採卵鶏農場において、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました(12月6日農水省情報)。

【発生農場の概要】
26例目
所在地:佐賀県武雄市
飼養状況:約3万羽(採卵鶏)

 今シーズンは本県での発生に加えて、隣県でも多くの発生がみられているため、県内での新たな発生リスクも非常に高い状況です。さらなる発生を防ぐため、引き続き高いレベルでの警戒が求められています。
 農家の皆様方におかれましては、改めて、出入りする人や車両の消毒、家きん舎の点検補修、農場内(家きん舎周囲及び衛生管理区域外縁部)への消石灰等の散布及び草刈りなどの環境整備、殺そ剤及び殺虫剤の散布等によるねずみ及び昆虫等の駆除をお願いします。
 加えて、飼養衛生管理基準を遵守するとともに、鶏舎毎の長靴の履き替え等により家きん舎内へウイルスを持ち込ませないよう、防疫対策の一層の強化・継続をお願いします。
 また、死亡羽数が増加する等特定症状を発見した場合は、直ちに管轄の家畜保健衛生所へ通報してください。

 12月に入り急に寒くなりました。ネズミ等野生動物の鶏舎内への侵入防止対策や飼養する家きんの健康管理の徹底をお願いします。

 伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。

 【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
  ※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
   登録手順
www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/bosai/chishiki/manual.html


気象警報・注意報

2022年12月06日03時40分 発表
【都城市】
 濃霧注意報が発表されました。
【小林市】
 濃霧注意報が発表されました。
【えびの市】
 濃霧注意報が発表されました。
【三股町】
 濃霧注意報が発表されました。
【高原町】
 濃霧注意報が発表されました。
【西米良村】
 濃霧注意報が発表されました。
【諸塚村】
 濃霧注意報が発表されました。
【椎葉村】
 濃霧注意報が発表されました。
【美郷町】
 濃霧注意報が発表されました。
【高千穂町】
 濃霧注意報が発表されました。
【日之影町】
 濃霧注意報が発表されました。
【五ヶ瀬町】
 濃霧注意報が発表されました。

詳細な情報は次をご覧下さい。
miyazaki-pref.site.ktaiwork.jp/


【宮崎県危機管理課】

サルの出没に注意!!

◆12月4日(日)、延岡市伊形地区において、サルの目撃通報が多数ありました。

◆サルを見かけた時の注意事項
・近づかない
・目を合わせない
・エサを与えない
・戸締まりをする

◆サルの出没は、朝と夕方に多い傾向がありますので、児童、生徒のいる家庭では、外出や登下校時には特に注意してください。


火山情報

2022年12月05日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 12月2日から5日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、活発な噴火活動が続いています。
 南岳山頂火口では、噴火が4回発生し、このうち1回が爆発でした。2日03時40分に発生した爆発では、噴煙が火口縁上3200mまで上がりました。また、3日19時29分に発生した噴火では、気象衛星の観測によると、噴煙は火口縁上3000mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で5合目(南岳山頂火口より1000mから1300m)まで達しました。
 また、同火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。噴火に伴う火山性微動が発生しました。
 
 GNSS連続観測では、昨年(2021年)10月頃から、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びがみられていましたが、3月頃から停滞しています。
 
 広域のGNSS連続観測によると、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態と考えられ、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態で経過していることから、現在、噴火活動がみられている南岳山頂火口を中心に、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。
 
 火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、火山性地震の回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震  爆発
 12月 2日        5回  1回
     3日        2回  0回
     4日        1回  0回
     5日15時まで   3回  0回
 
 なお、12月3日19時29分及び19時53分の爆発として通報した現象に関しては、精査の結果、噴火として計数しています。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、9日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

詳細な情報は次をご覧下さい。
miyazaki-pref.site.ktaiwork.jp/


【宮崎県危機管理課】