火山情報

2022年04月01日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 3月28日から4月1日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 南岳山頂火口では、ごく小規模な噴火が時々発生しました。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 GNSS連続観測では、昨年(2021年)10月頃から、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びが認められています。
 
 桜島では、噴火活動は低調に経過していますが、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量はやや多い状態で経過しています。これらのことから、現在噴火活動がみられている南岳山頂火口を中心に、噴火活動が活発化する可能性がありますので、今後の火山情報に注意してください。
 
 火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震  爆発
  3月28日        0回  0回
    29日        3回  0回
    30日        0回  0回
    31日        1回  0回
  4月 1日15時まで   2回  0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

詳細な情報は次をご覧下さい。
miyazaki-pref.site.ktaiwork.jp/


【宮崎県危機管理課】

火山情報

2022年04月01日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、3月27日から火口直下を震源とする火山性地震が増加し、多い状態となっています。
 28日に新燃岳が隆起するわずかな傾斜変動を伴う火山性微動が発生しました。新燃岳で火山性微動が発生したのは2020年10月15日以来です。
 また、昨日(31日)から、えびの岳付近を震源とする火山性地震が増加しています。2017年10月には、同様の地震が増加した後、新燃岳で噴火活動が活発になった事例があります。

 監視カメラでは、新燃岳火口内及び西側斜面の割れ目付近の噴気及び地熱域の状況に特段の変化は認められません。なお、西側斜面割れ目付近では、2022年2月に入り地熱域のわずかな拡大が認められます。
 
 GNSS連続観測では、昨年(2021年)12月頃から、霧島山を挟む一部の基線において、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられるわずかな伸びが認められます。
 
 火山性地震が増加し多い状態であり、火山活動が高まった状態となっています。今後の情報に注意してください。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

詳細な情報は次をご覧下さい。
miyazaki-pref.site.ktaiwork.jp/


【宮崎県危機管理課】

気象警報・注意報

2022年04月01日10時34分 発表
【宮崎市】
 霜注意報が発表されました。
【都城市】
 霜注意報が発表されました。
【延岡市】
 霜注意報が発表されました。
【日南市】
 霜注意報が発表されました。
【小林市】
 霜注意報が発表されました。
【日向市】
 霜注意報が発表されました。
【串間市】
 霜注意報が発表されました。
【西都市】
 霜注意報が発表されました。
【えびの市】
 霜注意報が発表されました。
【三股町】
 霜注意報が発表されました。
【高原町】
 霜注意報が発表されました。
【国富町】
 霜注意報が発表されました。
【綾町】
 霜注意報が発表されました。
【高鍋町】
 霜注意報が発表されました。
【新富町】
 霜注意報が発表されました。
【西米良村】
 霜注意報が発表されました。
【木城町】
 霜注意報が発表されました。
【川南町】
 霜注意報が発表されました。
【都農町】
 霜注意報が発表されました。
【門川町】
 霜注意報が発表されました。
【諸塚村】
 霜注意報が発表されました。
【椎葉村】
 霜注意報が発表されました。
【美郷町】
 霜注意報が発表されました。
【高千穂町】
 霜注意報が発表されました。
【日之影町】
 霜注意報が発表されました。
【五ヶ瀬町】
 霜注意報が発表されました。

詳細な情報は次をご覧下さい。
miyazaki-pref.site.ktaiwork.jp/


【宮崎県危機管理課】

4月は特別防疫月間です

内  容
 今月20日で、2010年(平成22年)の口蹄疫の発生から、12年になります。

 宮崎県では、口蹄疫が発生した4月を「特別防疫月間」と位置づけ、防疫体制の再確認を図る機会としています。

 家畜伝染病の発生状況をみると、国内では、豚熱が本州の各県と沖縄県で77事例(147農場5と畜場)確認されたほか、死亡又は捕獲された野生イノシシでも陽性事例が継続して報告されています。
 海外では東アジアにおいて、口蹄疫やアフリカ豚熱が発生しており、これらの家畜伝染病を県内で発生させないために、最大限の警戒が必要です。
 また、令和2年度に県内で12事例発生した高病原性鳥インフルエンザは、今年も国内で11県17事例発生しています。これまで県内養鶏農場での発生はありませんが、5月の連休頃までは、ウイルスの県内への侵入に最大限の警戒が必要です。

 農家の皆様方には、この特別防疫月間をきっかけに、日頃の農場防疫体制を再確認していただき、
①畜舎周囲の整理整頓や畜舎の破損箇所の修繕等の野生動物侵入防止対策
②衛生管理区域に立ち入る人や車両の消毒の徹底
③衛生管理区域専用の衣服や靴の使用
④立入記録の管理
など、飼養衛生管理基準の遵守の徹底を含めた農場防疫の強化及び継続的な取組みをお願いいたします。
 
 家畜伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。

【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。   
 登録手順 www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/kurashi/bosai/manual.html