(野鳥国内1例目)神奈川県伊勢原市の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)の検出について

内  容
 本日、環境省より、9月25日に神奈川県伊勢原市で回収されたハヤブサよりA型鳥インフルエンザの陽性反応が検出された事例につきまして、遺伝子検査を実施したところ、野鳥における今シーズン国内初となる高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された旨、報告がありました。
【概要】
9月25日(日)
・神奈川県伊勢原市でハヤブサ1羽の衰弱個体を回収、その後死亡。
9月26日(月)
・簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を確認。
・回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
9月29日(木)
・国立研究開発法人国立環境研究所で遺伝子検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)が検出。

 今般、韓国において野鳥の糞便よりH5亜型鳥インフルエンザウイルスが確認されたことや、現状の欧州、北米及びアジアでの発生及び9月までも欧米での発生が続いていることも踏まえると、今後、我が国へ飛来する渡り鳥が本病のウイルスを保有している可能性が高いことから、今シーズンにおいても本病の発生に対して、厳重な警戒が必要と考えられます。
 
 生産者の皆様方におかれましては、飼養衛生管理基準を遵守し、不用意に人を管理区域へ立ち入らせず、鶏舎等の防鳥ネットの今一度の点検等の環境整備や消毒の徹底等、防疫対策の一層の強化・継続をお願いします。
 また、死亡羽数が増加した場合は、直ちに管轄の家畜保健衛生所へ通報してください。

 伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。
 【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
  ※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
   登録手順 www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/bosai/chishiki/manual.html