口蹄疫終息から12年を迎えて〜忘れない そして さらに前へ〜

内  容
 本日8月27日、口蹄疫終息から12年を迎えます。

 4月20日の発生から終息まで、130日間に及んだ口蹄疫ウイルスとの闘いでは、29万7,808頭もの尊い家畜の命が犠牲となり、畜産業のみならず地域経済や県民生活が大きな影響を受けました。
 終息後は、「口蹄疫からの再生・復興」を掲げ、二度と発生させない強い決意のもと、徹底的な防疫強化を図ってまいりました。このような中、本県では、「みやざき畜産共創プラン」に基づき、「水際防疫」、「地域防疫」、「農場防疫」、そして万一の発生に備えた「迅速な防疫措置」の家畜防疫の4本柱を強化し、「あらゆる危機事象に負けない畜産」、「賢く稼げる畜産」を畜産農家、関係機関、関連産業並びに県民の皆様と共に創造し、持続可能な魅力ある強くてしなやかな本県畜産業の発展を目指しています。

 現在でも、中国やモンゴル、インドネシア等の近隣諸国では、口蹄疫の発生が継続的に確認されており、さらに、国内では豚熱の流行が見られ、アフリカ豚熱は、中国や韓国をはじめ東アジア全域で発生が継続しています。これまで以上に「防疫体制の強化」が求められています。

 今後とも、「常在危機」の意識のもと、「忘れない、そして さらに前へ」を合い言葉に、「畜産王国みやざき」の更なる発展を目指しましょう。

【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。