2月は家畜防疫強化月間です

内  容
 宮崎県では、2000年(平成12年)に本県で口蹄疫が発生したのを契機に、1年で最も寒冷で家畜の伝染性疾病も流行しやすい時期である2月を「家畜防疫強化月間」と定めています。

 県内では、今年度これまでに高病原性鳥インフルエンザの発生は確認されていませんが、国内では9県15事例の発生が確認され、県内でも野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されるなど、発生リスクは極めて高い状況が続いています。
 養鶏農家の皆様におかれましては、現在、知事による消毒命令が発令されていることから、引き続き、鶏舎周囲及び農場境界部への石灰散布など防疫対策の徹底をお願いします。
 また、国内では、平成30年9月以降、養豚施設及び野生イノシシにおける豚熱の発生が相次いで認められ、その発生エリアは拡大傾向にあることから、豚熱についても最大限の警戒が必要な状況です。
 さらに、海外では、アジアにおけるアフリカ豚熱の発生エリアが大きく拡大しているほか、東アジア諸国で口蹄疫の発生も継続してみられる状況です。

 これらの家畜伝染病を発生させないためにも、農家の皆様方には、改めて、日頃の農場防疫体制を再確認していただき、
①畜舎周囲の整理整頓や畜舎の破損箇所の修繕等の野生動物侵入防止対策
②衛生管理区域に立ち入る人や車両の消毒の徹底
③衛生管理区域専用の衣服や靴の使用
④立入り記録の管理
など、飼養衛生管理基準の遵守の徹底による農場防疫の強化及び継続的な取組みをお願いいたします。

 伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。

 【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
  ※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
   登録手順
www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/kurashi/bosai/manual.html