長野県塩尻市における豚コレラの患畜の確認について(国内42例目)

 長野県塩尻市の畜産試験場において、豚コレラの患畜が確認されました(農水省情報)。

【発生農場の概要】
・所在地:長野県塩尻市
・飼養状況:351頭

【経緯】

(1)長野県は、9月12日(木曜日)、長野県畜産試験場から、飼養豚が異常を呈しているとの報告を受け、家畜防疫員による立入検査を実施しました。
(2)9月13日(金曜日)、家畜保健衛生所での検査により豚コレラの疑いが生じたため、材料を農研機構動物衛生研究部門(注)に送付し、遺伝子解析を実施したところ、本日(9月14日(土曜日))、豚コレラの患畜であることが判明しました。
(注)我が国唯一の動物衛生に関する専門研究機関

 昨日の埼玉県での発生のように中部地方から関東地方へ豚コレラの感染の拡大が確認されました。 生産者の方々におかれましては県外からの家畜導入時には十分な隔離と観察をお願いします。何か異常を発見した際には家畜保健衛生所へ連絡をお願いします。

 また、次の5項目の対策の徹底をお願いします。

①農場に出入りする畜産関係車両の、入退場時の消毒を徹底。
※と畜出荷の際は、と畜場内での車両の水洗・消毒。
②豚を外部導入する際は導入元周辺での豚コレラ発生状況等の十分な確認
③外部導入した豚の隔離と健康観察。
④野生動物侵入防止対策を含めた飼養衛生管理基準の遵守。
⑤特定症状(紫斑、異常豚や死流産の増加、死亡豚の増加等)が認められた場合の家畜保健衛生所への通報
 
 伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。

 【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
  ※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
   登録手順 www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/kurashi/bosai/manual.html